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菜根譚の一文 [格言・名言集]

医業経営研鑽会は医業経営コンサルタントとしての社会的責任感や倫理観を持つことを要求しています。
理由は税理士や医業経営コンサルタントなど、顧問先から「先生」と呼ばれる者は顧問先から絶大な信頼を得やすい業種なので、絶対に私利私欲で仕事をしてはならないからです。
詳しい事は平成22年5月11日の本ブログ「社会的責任や倫理観を持つことを要求する理由」をご覧下さい。

ところで、社会的責任感や倫理観とは具体的にどのようなことなのか解らないという方もいると思います。

そこで、何回かに分けて私がコンサルタントと活動するに当たり、常に心がけている格言や名言などをご紹介したいと思います。
あくまで私が心がけていることなので、それがコンサルタントとしての社会的責任感や倫理観を具体的に示しているかどうか解りませんが、少しでもご参考になれば幸甚です。

最初にご紹介するのは、仕事をする上で私が最も心がけている言葉です。

「業を立てて種徳を思わざれば、眼前の花となる。」

これは菜根譚の中の一文です。
「事業を興しても、自分の利益だけを追い求め、徳の種を蒔いておくことをしないならば、目先だけの花になるにすぎない。」という意味です。

この一文は私の事務所のコンサルタント方針にも掲げています。

最大限の利益を求めるのではなく、提供した役務に見合った妥当な利益を求めていくよう心がけるべきです。
そして、自分が必要とする利益を確保できているのであれば、それ以上の利益は何らかの形で社会に還元すべきだと思います。

※上記解釈文がどの書籍に掲載されていたのか、恥ずかしながら忘れてしまいました。 解り次第、引用先の書籍名、著書名及び出版社を掲載いたしますので、もし、ご存じの方がいらっしゃいましたら教えて頂ければ幸いです。