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言志四録の一文 [格言・名言集]

6月18日に引き続き、医業経営コンサルタントとして活動するにあたり、私が常に心がけている格言や名言などをご紹介します。

「朝にして食わざれば、すなわち昼にして飢え、少にして学ばざれば、すなわち壮にして惑う。」

これは言志四録の中の一文です。

朝食べなければ昼にはお腹が減ってくるし、若いころに学ばなければ働き盛りの壮年になって戸惑うという意味です。

人間は毎日食事をします。
人間以外の動物も毎日食事をしますが、人間は動物とは違います。
動物は本能に従って生きて子孫を残せば良いですが、人間はただ本能従って生きていれば良いというものではありません。
文明社会の一員として何らかの形で貢献すべきなのです。
ですから、人間はただ食べるだけでなく、当然日々学ぶべきなのです。
決して漫然と生きてはなりません。

学ぶとはいわゆる勉強のことだけではありません。
仕事をする上で必要な資格や知識や経験、さらには一般常識的なことも含まれます。

したがって、この言葉は医業経営コンサルタントを行うものだけに限らず、全ての人が心がけるべき言葉です。

しかし、医業経営コンサルタントとして多くの病医院に対してコンサルティングをしていきたいと考えている人達は、若いころに限らずに常に学ぶ心を忘れずに研鑽を積み続ける必要があります。