SSブログ

問題は自分自身で解決する癖をつけることが大切 [格言・名言集]

仕事をしていると、どうしても解らないことや知らないことが出てきます。
特に我々は医業経営コンサルタント業をしているので、顧問先様からの様々な質問を受けるので尚更です。

このような時に、皆様はどうされるでしょうか?

私は出来る限り自分で調べます。
と、いうより今までほとんど独力で勉強してきました。
法令や通達等を何回も読み直したり、参考になりそうな書籍であれば取り寄せたり、時には国会図書館に行って調べたりしました。
そして、自分のなりの考えをまとめてから、法的解釈が合っているか等を確認する為に顧問弁護士・司法書士・社労士等に質問をします。
質問をする時も「何々について教えて下さい」ではなく、「私の解釈はこうで、根拠となる条文・通達はこれだが、先生のご意見を伺いたい」といった風に聞きます。

このように解らないことや知らないといった問題が生じた時に自分で調べるのは非常に手間・時間がかかります。
近くに教えてくれる人がいれば聞いた方がずっと簡単で手っ取り早いです。
ところが、自分で調べる過程で様々な情報や資料を手に入れることができます。
本来の調べごとの答えより、そのように得られる情報や資料の方が私にとって貴重な知的財産になることの方が多い位です。
しかも、苦労して解決した問題は絶対に忘れませんし、答えがぶれることはありません。

神奈川県のあるクリニックの待合室に、
「やまいはみんなでなおすもの
ここはそのお手伝いをするところ」
と、書かれた額が飾られています。

上記の言葉を研鑽会に置き換えると、
「問題は各自が解決するもの
研鑽会はそのお手伝いをするところ」
になります。

研鑽会には会員同士で問題を話し合って解決する事例研究会を設けておりますが、事例研究会は一から全てを教えるための勉強会ではありません。
会員各自の意見や考え方が合っているかを検証するための勉強会です。
ですから、質問はなるべく具体的な事例を挙げて、かつ、自分の考えを先に述べて頂きたいと思います。

問題は自分自身で解決する、この癖をつけないとプロフェッショナルと呼べる医業経営コンサルタントにはなかなかなれないと、私は考えています。
顧問先様に答える時も、他から見聞きした程度の知識で説明する言葉より、自分自身の考え方に基づいて説明する言葉の方が絶対に説得力があるはずです。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0