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営業は数・量の確保であって質の向上ではない [研鑽会の紹介]

昨日、医業経営研鑽会正会員の中島由雅先生の「なぜ、名刺交換をしても仕事につながらないのか?」出版記念パーティーに行ってきました。
名刺交換は営業の重要なツールであり、名刺にも様々な工夫をすべきという話に「なるほど」と思うところもありました。
また、出版記念パーティーの出席者の中には営業に関する様々な書籍の著者の方もいて、その方達の自己紹介もお聞きすることができました。

営業が重要なことは否定しません。
特に開業したての方であれば顧問先の確保は最重要課題であり、営業は必須です。
そのような方々であれば名刺に様々な工夫をするのは当然必要なことだと思います。

しかし、名刺は営業ツールと決めつけるのは如何なものかと思います。

私が理想とする名刺は持っていることが自慢できる名刺です。

例えば安部晋三さんの名刺を持っていたら自慢しませんか?
私は安部晋三さんの名刺を持っていないので、どんな名刺かわかりませんが、恐らくPRじみたことは一切書いておらず、書いてあったとしても「内閣総理大臣」か「衆議院議員」だけだと思います。
つまり、名刺で自己紹介する必要はなく、逆にもらった人は自慢できます。

私が目指すのもこのような名刺です。
名刺をもらう前に私のことを知っているのが大前提です。
もちろんこれは究極の目標であり、現時点ではとても自慢できる名刺ではありません。

この目標のためには営業より、既存顧問先様へのコンサルティングの質の向上と、私のことを多くの方に知って頂くための広報活動が重要だと思っています。
そして質の向上と広報活動こそが差別化・ブランディングに他なりません。
ちなみに広報活動として現在最も力を入れているのは執筆活動です。

営業は数・量の確保であって決して質の向上ではありません。

医業経営研鑽会も同じようなことを目標にしています。
すなわち会員数の確保より、会員(特に正会員)1人1人の質の向上です。
質の向上のために日々医業経営コンサルティングに関する研鑽を積み重ねる必要があるので、医業経営研鑽会という名称にしています。

医業経営研鑽会の目標を少しでもご理解して頂ければ幸甚です。

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