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コロナ禍で試されるコンサルタントの資質 [お知らせ]

愛知県常滑市の愛知県国際展示場の野外ステージで開催された音楽フェスのニュースを見てびっくりしました。
これが感染が拡大している今の日本で行われたとは信じたくありません。

1万人近い参加者がいるだけでなく、お酒も提供されており、しかも補助金が使われていたとか...
税金を使って感染者を増やすとかあり得ないです。
このような音楽フェスを開催した主催者は当然ですが、参加した方々にもあきれ果てています。

個人の自由だと身勝手で自己都合のよい反論がありそうですが、他人への思いやりや高い公衆道徳心といった日本人らしさはどこにいったのでしょうか?

テレビでみる限り参加者は若い人ばかりです。
こんなことでは若い人が感染拡大の原因の一つと言われても仕方ないです。
子供じゃないのであれば、少しは自分の行動に社会的な責任があることを自覚すべきです。

しかし他人を批判しても何の意味もないのでこれ以上の批判はしません。
これ以降は一般社団法人医業経営研鑽会の会員の皆様に対する私からのメッセージです。

本会は正確な知識、高い見識及び社会的責任感や倫理観を持ったプロフェッショナルと呼べる医業経営コンサルタント育成を目的としています。
コンサルタント、特に士業は顧問先様から信頼を得やすい立場にあります。
その立場を悪用して実印を預かり議事録をねつ造する等して病医院の乗っ取りや金銭の横領、または多額の報酬を勝手にとる悪徳コンサルタントは後を絶ちません。
過去に私に病院を追い出された悪徳コンサルタントがいますが、彼はいまだに医療業界で平然と仕事をしています。第二の被害者がいないことを願うばかりです。

私はコンサルタントには知識は経験は当然必要ですが、もっと大切なのは社会的責任感と高い倫理観だと思っています。
これが無いと前述したように私利私欲を追求しやすいからです。

今、コロナ禍は長く続いており、自粛疲れという言葉をよく耳にします。
しかし、「自分だけはいいだろう」「今まで我慢してきたのだから少しだけならいいだろう」「店を開けばお客さんはくる」「コロナはただの風邪」と自己都合のよい解釈で冒頭で紹介した音楽フェスに行ったり、夜にお酒を飲み歩いている者は社会的責任感や高い倫理観があるとは私は思いません。
私利私欲のために行動する者はコンサルタントとして不適格だと言わざるを得ません。

つまり、コロナ禍における行動でコンサルタントとしてもっとも基本的な社会的責任感と高い倫理観が試されているのだと私は思っています。
本会会員の皆様は私利利欲を優先した行動をせずに、社会的責任感と高い倫理観をもち、責任ある行動をされていると信じております。

また、各人が社会的責任のある行動をすれば、法で強制されることなくコロナ禍を乗り切れるはずです。

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