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医業経営情報の無償配布 [お知らせ]

西岡税理士事務所では平成14年10月からほぼ毎月のペースで「医業経営情報」という情報誌を発行してきました。平成22年7月26日時点でNo.93まで発行しております。

自分で言うのは何ですが、「医業経営情報」はなかなか評判がよく、No.65からは一般公開せずに、有料購読とさせて頂いておりますが、既に100名以上の方が有料購読を利用して頂いております。

ところで、研鑽会の会員になられた方から「医業経営情報」を読みたいというご希望を頂いております。
そこで、研鑽会の正会員又は一般会員の方であれば一般公開していない医業経営情報を無償で配布することに致しました。

税理士や公認会計士等の先生方も有料購読している人気のある、
「No.66 医療法人は減資できるか?」
「No.74 医療法人とMS法人の役員兼務について」
「No.85 研究会や医学会等の任意団体の作り方と運営について」
等も研鑽会の正会員又は一般会員の方であれば無償で配布いたしますので、ご希望の方はご連絡下さい。

研鑽会の会報誌を発行します [事例研究会の活動報告]

平成22年7月16日に開催した事例研究会において、今後研鑽会の会報誌を発行することが決まりました。
まだ会報誌の名称は決まっていませんが、概ね2ヶ月に一度の発行を目指していきます。

この会報誌は特別会員を含む研鑽会の全会員に配布する他、正会員及び一般会員は研鑽会の会報誌をそれぞれの会員が所属する団体の顧客に対して配布(2次利用)することが出来ます。

会報誌は正会員及び一般会員が参加できる事例研究会でテーマを決め、会員同士で意見を交換し合うことで、実務に活かせる内容にしたいと考えています。

会報誌に関する詳しい内容は平成22年8月20日開催の事例研究会で最終的に決定する予定です。
詳細が決まりましたらブログでご紹介致します。

平成22年度第3回教育研修会開催のお知らせ [教育研修会の活動報告]

平成22年7月16日の事例研究会は、全会員11名中6名の会員様に参加していただきました。
お忙しいところ、また暑い中、半分以上の会員様が参加していただき、ありがとうございました。

ところで、次回(平成22年度第3回)は下記日時及び場所で開催します。

■開催日
平成22年8月20日(金)

■カリキュラム
『医療法人制度の基礎知識(税務編)』

予定している具体的内容
・個人開業と医療法人の税負担の違い
・医療法人に適用されない税制と適用される税制
・役員報酬と使用人兼務役員
・医療法人におけるグループ法人税制
・病医院が支払う報酬に対する源泉所得税

■時間
事例研究会 午後5時30分~午後6時30分
教育研修会 午後6時30~午後7時30分

■場所
新宿3丁目ビッグスビル店5号会議室
会議室は都営地下鉄新宿3丁目駅徒歩分1分ビックスビル地下2階にあります。
(会議室は喫茶店ルノアール内にあります。)

地図は下記URLからご確認頂けます。
http://www.ginza-renoir.co.jp/renoir/103.htm

まだ研鑽会の会員でない方も体験参加ができますので、是非一度研鑽会の教育研修会に参加してみてください。
体験参加に関する詳細は研鑽会のオフィシャルホームページをご覧ください。

会員数が10名を超えました [お知らせ]

7月11日の参議院選挙で民主党が大きく議席を減らし、またねじれ国会状態となってしまいました。
景気回復、財政再建、社会保障問題等の重要な政策の決定がまた進まなくなることが予想されます。
政党同士が足を引っぱり合い、互いの批判を繰り返す愚行だけは個人的には避けたかったのですが、仕方ありません。

前回の衆議院選挙の時は私は民主党には投票しませんでした。
理由は現実不可能な理想ばかりをマニフェストに掲げていたからです。
私はこれを子供の夏休みの目標と同じだと言っていました。
出来たら立派な事ばかりだが、出来ない事ばかり掲げるからです。

今回の参議院選挙では私は民主党に投票しました。
理由はねじれ国会だけは勘弁して欲しかったからです。
別に民主党の政策を支持している訳ではありませんが、それでも前回の衆議院選挙の時に比べると就活中の大学生くらいには成長していると思っています。
子供の夏休みの目標じみた理想論から現実的になってきたからです。

このように政局は混乱を続けていますが、研鑽会は順調です。
平成22年5月に2名で発足した研鑽会ですが、僅か2ヶ月で会員数が10名を超えました。
第1回の研修会に参加した会員の一人が「思ったよりまともな会だった」と言っておりましたが、研鑽会は至ってまじめな会です。

今後もまじめに活動を続けていきますので、一人でも多くの皆さんのご入会をお待ちしております。

第2回教育研修会のテキストの紹介 [教育研修会の活動報告]

来週の金曜日(平成22年7月16日)の午後6時30分から新宿3丁目ビッグスビル店7号会議室において、平成22年度第2回教育研修会が開催されます。

第2回のカリキュラムは「病医院経営と行政手続法」だと6月21日のブログでもご報告しておりますが、先日そのテキストが完成しました。

テキストを作成した結果、カリキュラムの題目と内容を少し変更しました。
新しい題目は「病医院経営と行政手続法・顧客に有利になる許認可申請等の仕方」です。

内容は大きく4つの項目に分かれています。

1.行政の下請け機関にならない
2.行政手続法の概要
3.申請者や届出書等作成の基本
4.顧客の立場に立った許認可申請や届出の仕方

申請書や届出書提出時に指導を受けることがありますが、行政庁の指導が全て正しいとは限りません。稀に誤った指導をする場合もあります。
しかし、申請代行業をしている多くのコンサルタント等は誤った指導に対して異議を唱えたりせず、ただ行政庁から言われた指導内容をそのまま伝言ゲームのように顧客に伝え、行政庁の指導通りに申請書等を作成しているようです。

これではただの行政庁の下請け機関です。
行政のご機嫌伺いをするのではなく、顧客の利益を守る為に行政と闘う心構えを持つことがプロフェッショナルの医業経営コンサルタントには求められます。

教育研修会では上記内容が書かれたテキストを使い、顧客の利益になるための許認可申請の仕方等について一時間かけて説明する予定です。

教育研修会は月会費も年会費もいらない特別会員(ただし、入会費1万円は必要です)の方は何回でも参加する事ができます。
また、研鑽会の会員でない方も、お一人様1回限りとさせて頂いておりますが体験参加することができます。
特別会員や体験参加に関する詳細は研鑽会のオフィシャルホームページをご覧ください。

7月16日の教育研修会への皆様のご参加をお待ちしております。

論語の一文 [格言・名言集]

前回に引き続き、医業経営コンサルタントとして活動するにあたり、私が常に心がけている格言や名言などをご紹介します。

「子、四を絶つ。意なく、必なく、固なく、我なし」

これは論語の中の一文です。
孔子の弟子が語るには、孔子には次のような欠点がなかったそうです。
 意・・・主観だけで憶測すること
 必・・・自分の考えを無理に押し通すこと
 固・・・一つの判断に固執すること
 我・・・自分の都合しか考えないこと

現代のコンサルタントでも上記の4つを絶つことはとても大切です。

自分一人の考え方や直感だけで顧客にアドバイスをすることは厳禁です。

コンサルタントは病医院の経営者ではありません。
経営者は依頼主である先生方なので、自分(コンサルタント)の考えをごり押しすることは厳禁です。

物事は常に多角的、多面的です。
他の顧客で通用した判断が全ての顧客に通用すると思いこむことは厳禁です。

私利私欲で利己的な考え方は厳禁です。
常に顧客の利益を優先し、利欲を捨ててアドバイスする必要があります。